アシリ・レラ「半纏C」【手渡しまたは着払いでの発送のみ】
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北海道、二風谷を拠点に「沙流川を守る会」「山道アイヌ語・職業訓練校」、37年にわたる「アイノモシリ一万年祭」主宰者、活動家としてアイノ精神文化や先住民の権利、自然環境を護る様々な活動や祈りの儀式であるカムイノミをされ、ビッグマザーでありトゥスクルでもあるアイヌ民族の高名なフチ(高齢の女性に対する尊称)、アシリ・レラ氏による平取地方の手法によるチヂリ(アイノ民族の伝統的な木綿の刺繍紋様の着物)を儀式の時の晴れ着として制作した半纏の作品です。
コタンコロカムイを表す紋様が施されています。
古来、アイノの女性たちは愛する者や家族たちがいち早く神様に見つけられ魔から護られるようにと祈りを込めて着物の襟足や袖や裾、背中と前面の合わせに美しくカムイシク(神の目)、モレウ(渦巻き)、アイウシ(棘、魔を刺す)、コタンコロカムイ(村を護るしまふくろうの神様)などの紋様を組み合わせて刺繍をしました。その紋様は代々受け継がれ、また新たな工夫をされ受け継がれてゆくものです。
特にこちらの年代の作品は二風谷のフチたちから古来伝わる紋様を教わり平取地方の伝統に沿ってアシリ・レラさん自らが工夫をして制作した大変貴重な歴史的価値のある、様々な困難の時代を二風谷のアイノの人々とアシリ・レラさんが生き抜き文化を繋いできた証であり、その歴史の記憶が芸術作品となった唯一性をもつ作品です。
コタンコロカムイ(シマフクロウの神様)と薄巻きが刺繍されています。
メディア:木綿テキスタイル、刺繍糸
サイズ:横145cm×60cm
【重要】本作品は12/6の午後以降に広野中央体育館の会場での手渡し、または12/7以降に着払いでの発送となります。
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